圧倒的床田寛樹!
からの、
圧倒的野間峻祥!!!
でしたね。
今シーズン初登板だった先発の床田投手、もはや緊張など微塵も感じさせない貫禄の立ち上がり。
これぞカープを背負うエースの姿。
途中、野間選手の英雄的バックホームのおかげで失点の難を逃れた恰好にはなりましたが、結果7回完了、イニングを上回る9個の奪三振。
今日は緩急が冴えていました。特にサンタナ選手を手玉にとったシンカー系の球はキレも制球も絶妙で良かったですね。
次回の登板も、圧倒的なヤツを期待しています。
一方で攻撃は先制するまで糸口すらつかめない有様でしたが、7回はディレイドスチールを絡めてリクエストで先制点をもぎ取るというカープファン好み(たぶん)な展開。
直後には現状ちょっぴり不安な島内投手が嫌な予感どおりに失点してしまいましたが、あそこを同点で踏ん張った(と言えるかはかなり微妙だが)のが大きかったです。
島内投手は確固たる地位をモノにした翌年のシーズンということになります。
勝ちパターンのリリーフはクローザー含め長くその座を務めるのは非常に困難です。島内投手にとっては早々に正念場がやってきたと言えます。
まだ若いので、これを乗り切ってもらいたいところ。
そして8回の決勝点、圧倒的野間峻祥!!!
まずは開幕前から持ち上げられ過ぎの感があった田村選手にようやく初ヒットが生まれ、これが決勝点に繋がったことがとてもよかった。本人にとってもようやくチームに貢献できたとの思いは大きいでしょう。
これで明日以降、多少はリラックスできるかな?
そして圧倒的野間峻祥ですが、3回の守りでは英雄的バックホームを見せて、そしてこの打席が回ってきたわけですから『今日は俺の日じゃろ』と思っていたに違いありません。はい、違いありません。
なにしろ2アウト2塁で当然ヤクルトの外野は前進守備、できれば外野の間を抜く打撃が欲しい・・・というところで満点の回答をしたのですからね。
圧倒的ですよ。
今日はいずれの得点も2アウト、しかも2ストライクとされてからのタイムリーだったのが素晴らしい。
これぞカープの底力、ド根性なのです。
なお、今日一番面白かったのは8回、田村選手に代走を告げてベンチに戻る新井監督がネクストに向かうため出てきた松山選手とぶつかったシーン。
一瞬の出来事でしたけど、びっくりしている新井監督と、気にする素振りすら見せない松山選手の対比に思わず笑っちゃいました。
明日は雨天中止かなぁ。